エナドリと音ゲー

エナドリを燃料に音ゲーをする人

太鼓の達人のプレイデータがフランスへ旅立った話

ふと、2年ほど前のことを思い出しました。
今思い返すとなかなか面白い体験だったんじゃないかと思うので、覚えてるうちに書き留めとこうと思います。

 

 

事の発端は約二年前、友人と限定のラーメンを食べに行ったら行列も行列で、諦めて別の家系ラーメンを食べに行ったところから始まります。
当時大学生だった僕たちはラーメンを食べ終え、友人のバイトまでゲーセンに行くことにしました。


そこがまぁmaimaiのメンテナンスがえげつない店でして、センサー感度が異常に低く無反応の嵐。
でもショッピングモールの中にあるゲームセンターでしたからね、小学生ぐらいの子たちが何組も並んで遊んでいました。僕もマシな台はどこか探すために待機列に並んで待ってたんですよ。
そのうち友人がバイトのため離脱し、人も減ってきたので本腰入れるか!と思った矢先にある人から声をかけられました。

 

外人さんでした。

近くに日本人の友人らしき方もいて、翻訳は不慣れなようでしたが「これどうやって遊ぶの?」と翻訳して伝えてくださいました。
話を聞いていると外国人の彼はフランスから旅行で訪れていたそうなんですが、jubeatを遊びたくてゲームセンターに来たらしい。
残念ながらそこのお店にjubeatは無かったので、交通の便とか距離とか諸々加味して今は亡きパロ京橋をおすすめしておきました。

 

ただ、maimaiを見てたらそっちにも興味を持っちゃって僕に声をかけてくれたみたい。
取り合えず待ち椅子に誘導して待機してたんですが、色々話しかけてきてくれるので「いっそ一緒にやろうぜ!」って身振りで伝えたんですね。意思疎通もスムーズじゃないのに何故か強気でした。そして外国人兄貴特有の快諾。

 

順番が来て一緒にエントリーする時になって、当時データを別のAimeカード(ゲームデータ保存用のICカード)に移したところで、財布の中にデータが入っていない空のAimeがあることに気が付きました。
(データも残せるし、記念品としてあげたらどうかな…)と思い譲渡したんですね。
移行理由も「ゲーセン来たのにAime忘れて遊べないのは癪なので、カード買って移行したろ!」という理由だったので移行元のカードはかなり奇麗な状態でしたし。
めっちゃ喜んでくれて嬉しかった。

 

エントリーも済み、フランス人兄貴に選曲を譲ると「Lost Princess」と「Brain Power」を選曲。理由は「プリコネ!」「Osu!で遊んだ!」とのこと。

 

そういえばLost Princess追加直後だったなぁ、と思って曲の追加時期を調べたら気付きましたが、これ2年前じゃなくて去年の話でした。

 

さてmaimaiも終わり、何故かLINE交換したあとはパロ京橋へ向かうフランス人兄貴を見送りました。
僕も慣れないコミュニケーションしたな、と予定より早めに帰宅、キョドって碌に喋れてないのに意思疎通できた満足感があった。

 

 

 

 

太鼓の達人プレイデータがフランスへ行ってしまった経緯ですが、譲渡したAimeから移行を忘れていたからですね。
セガAimeバンナムのバナパスは何年か前にカード共用化し、Aimeかバナパスのどちらか1枚でセガゲー、バンナムゲーが両方遊べるようになった(今はコナミも入って3社共通カードがあります)んですが、データサーバは別なのでデータの移行引継ぎも別途する必要がありました。
それを完全に忘れてセガゲーのみデータ移行、バンナムゲーのデータを移行していませんでした。

数クレしか遊んでいなかったので特に後悔もしてないんですが、太鼓の達人とシンクロニカのデータは渡仏、やってしまいましたなぁ。